2020/7/18 経済用語 外貨準備高 foreign currency reserve(s)/foreign exchange reserve

2020/7/18 経済用語 外貨準備高 foreign currency reserve(s)/foreign exchange reserve

 

各国の通貨当局や政府の管理下にある直ちに利用可能な対外資産のこと。

外貨(証券、預金)、IMFリザーブポジション、SDR、金などが含まれる。

外貨準備は主に輸入代金の支払い、国債の返済に当てられる。また自国通貨の為替レートの急変動を防ぐための準備金でもある。

 

政府の外貨準備高と民間銀行や外国為替銀行が持っている外貨などを合わせて「外貨保有高」

と呼ばれる。

 

外貨準備高の適正水準については統一的な見解はないが、実務的には①輸入額の3ヶ月分以上②短期債務残高の1年分相当がベンチマークとされている。

日本の外貨準備高のほとんどが証券で、実質的にはアメリカ国債となっている。2019年末時点で日本の外貨準備高は中国に次ぎ世界第2位で、約1兆3,237億ドルとなっているのは、日本企業が輸出によって稼いだ外貨が積み上がった結果と言える。

 

 

参考文献:

1.http://manabukeizai.blog.fc2.com/blog-entry-1095.html

2.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/外貨準備

3.https://www.mof.go.jp/international_policy/reference/official_reserve_assets/0106.html

4.https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ka/J0254.html