2020/7/13 経営用語 協調投資/共同投資(出資) co-investment

2020/7/13 経営用語 協調投資/共同投資(出資) co-investment

 

協調投資は複数のVC本体(ファンド経由せず)が同一企業に投資すること。シンジケート投資とも呼ぶ。

日本では欧米より協調投資の比率が高く、ベンチャー企業への投資件数の約8割が協調投資になっている。

協調投資のメリット:

1.リスク分散。

投資額が下がり、より多くの銘柄をポートフォリオに組み込むことができる。

2.複数のVCが投資することで対象企業へのスクリーニングが強くなる。

3.異なるVCの経験共有による投資価値の向上。

4.投資を受ける企業にとっては巨額の融資を受けることが可能。

協調投資のデメリット:

1.一社が責任を持つ主導的投資(リードインベスター)よりリターンが少ない。

 

共同投資(出資)は複数の投資家がファンドを通じて単独や複数の企業に投資すること。最近ではVC本体の投資額より上回っている。

VCの投資経験に大きく左右される。



参考文献:

1.https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/ka/co_investment