2020/7/10 投資用語 反対売買 reversing trade
2020/7/10 投資用語 反対売買 reversing trade
信用取引や先物取引はほとんど決済日が決まっている(売ったものを買わなければならない日/買ったものを売らなければならない日/借りたお金を返さなければならない日)。この決済日の満期を待たずに、約定時と反対の取引を行うことが反対売買である。
例:
信用取引の場合、証券会社からお金を借りて株を買うが、決まった期日にお金を返さなければならない。そこで決まった期日より前に株を売り、その差額だけを証券会社と清算する。
先物取引の場合、一か月後に100円で1バレルの石油を買う約束をしたとする。しかし石油価格が150円に上がったので、一か月の満期を待たずにこの先物を売る。発生した差額だけを取引所で清算する。
対象商品と代金の取引(受け渡し取引)を行わず、買値と売値の差額で決済する(差額決済)ことが特徴。
差額決済での反対売買ができる点や、証拠金のみで比較的に容易に参加できること、レバレッジ効果が効くことから盛んに行われているが、リスクも大きい。
参考文献:
1.https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ha/hantaibaibai.html
2.https://www.tokaitokyo.co.jp/otome/investment/glossary/detail_ha020.html
3.https://www.shiruporuto.jp/public/data/encyclopedia/deriv/deriv203.html#:~:text=%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E5%A3%B2%E8%B2%B7%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E5%BD%93%E5%88%9D,%E5%88%A9%E7%9B%8A%E3%81%8C%E5%BE%97%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
4.https://www.daiwa.jp/glossary/YST2739.html
5.https://www.jpx.co.jp/glossary/ha/373.html